肝臓にいいこと悪いこと

肝臓は人間の臓器の中でも非常に重要な役割を持っています。
食物からエネルギーへの変換、胆汁の分泌、解毒、体温の管理などが主な役割です。

 

生活習慣病、成人病の多くはこの肝臓に関係している病気です。
肝臓の機能を知り「肝臓をいたわる」という観点から病気を防ぎ、健康体を手に入れるという事ができるのです。

 

まず体温の管理機能から言いますと、体を冷やす事が肝臓に負担をかける事にもなります。
肝臓は一度に多くの仕事をしていますので、冷えた体を元に戻すという重労働を与えてしまうと
負担を増やしてしまいますので、体を冷やさない、温める事で負担を軽減させる事ができます。

 

次に「解毒」ですが、アルコールやニコチン、薬などは全て肝臓が解毒するもので
「休肝日」を設ける事で肝臓を休ませる事ができるのは有名です。

 

しかしあまり知られていないことに肉類も
体内で消化吸収される段階で「アンモニア」という有害物質を作ってしまいます。
これの解毒も肝臓の仕事ですので、肉類を摂り過ぎる事も肝臓を疲れさせる原因になるのです。

 

そして胆汁の分泌ですが、胆汁は脂肪分を体内に吸収させるための物質であり、
胆汁によって脂肪は人間の体のどこかに安定させられます。

 

脂肪は人命にとっては必要なものですが、過度に摂り過ぎると
肥満等の悪影響が出てきますので適度な量の摂取を心がける事が大切です。

 

最後にエネルギー変換(代謝)という
肝臓の持つ大きな役割りに負担をかける行動は「過食」です。

 

肝臓は非常に勤勉で、怠けることなく、与えられた仕事をこなそうとする習性があります。
「仕事を与える」とは食物を摂取する事なのです。
タフな肝臓ですがやはり休息は必要であり、休ませないと疲れて病気になります。

 

睡眠前に食べ過ぎると人本人は眠っていても臓器は消化と吸収のために働き続けます。
ですから寝る前に胃の中を空にする事は肝臓を休息させる事にもなるのです。
質の良い睡眠とは脳に対してだけではなく、
こういった肝臓をはじめとする様々な臓器に休息を与える睡眠でもあると言えます。

 

「断食」により悪くなった体が蘇るのも、食物を一切取らない期間をつくる事で肝臓を休ませ、
本来持つ力を取り戻す事ができるからなのです。